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2016年2月

  • 2016年02月08日(月)

    種子島の「ゴーサシ」

    先日,中種子町社会福祉協議会ボランティアの方々から,「ゴーサシ」をいただきました。「ゴーサシ」の名前の由来は,団子(小さい餅)を「ゴー」と言い,それを刺すことから「ゴーサシ」と言うそうで,餅花,なり餅とも言われるようです。「ゴーサシ」は,蚕をイメージしたものと言われ,五穀豊穣を祈願するものと言われています。

    種子島では,餅を小さく四角に切り,小さい団子状のまま柳の木の枝やズルテの木にさしたり,亭主柱,床の間,門木,家の隅々に立てたりし,門木にさした餅は,子どもがとってよいことになっています。

    子ども達は,足を止めて,じっと眺めたり,記念に写真を撮ったり,「ゴーサシ」に関する説明を読んでいたりしていました。